お後がよろしゅう...この世界
えー、落語の世界観が好きでして、
毎日のように「しぶらく」のポッドキャストを聞きながら出勤しております。
「しぶらく」を知らない方は、ぜひ一度聞いてみてくださいね。
入船亭でどんぶらこ...
なかでも僕のお気に入りは、入船亭 扇里(いりふねてい せんり)さんの落語。
初めて扇里さんの落語を聴いたのも「しぶらく」ポッドキャストです。
扇里落語は聴かせる落語です。
扇里さんの声は「楽器の調べ」です。
インストルメント音楽を聴いている心持ちです。
心地いいのです。
あんな語り方出来たらいいな~と憧れます。
いや、なんというかずっと聴いていたい子守唄です。
「歌」なんですね。扇里落語は。僕にとって。
落語とカウンセリング
僕は「カウンセリング業」を生業にしています。
とても好きな仕事です。
落語とカウンセリング。
僕の中では非常にあい通ずるものがあります。
落語の高座を聴く時、僕はその落語家さんに最大のリスペクトをもって、あい対するようにしています。
あい対するようにしている、とは言っても、そもそも「ただ、好き」で聴いているだけなので、
「尊敬の意を表さなくちゃ」という大げさな気概は全くありません。
誤解を恐れず言うならば、
カウンセリングの現場に向かうという行為は、
僕にとっては「寄席」であり「高座」を鑑賞する行為と同意です。
クライアント様がプレイヤー。僕はオーディエンス。
カウンセリングを受けにいらっしゃるクライアント様は僕にとって
リスペクトの対象なのです。
カウンセリングの現場がただ「好き」なんでございます。
だから、ただもう、遮二無二、
クライアント様の「高座」を聴かせて頂きます。
わたくしの存在など無視して結構です。
どうぞ存分にお話し下さい。
そんな気概でカウンセリングのフィールドに今日も向かうわけでございます。
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