「幸せとは自分が不幸せなことに
気付いていないことだ」
【ちょっと不思議な鍼灸院】その④〜睡魔に負けたイヴの夜〜
鍼灸院から処方された本
【白雪姫はなぜ毒リンゴを食べたのか?】岩月謙二著は、
大まかな内容を言うと、
・幸せな夫婦生活のもとで育っていない娘は【幸せ恐怖症】になる。
・お母さん可哀想、お母さんはお父さんに愛されてない、と思って育った、女の子は、母親より幸せになってはいけないと、無意識に思い込む
・母親に【嫉妬】されたくないから、母親の顔色を見て、母親が安心するような生き方を選ぶ
・良い子になろうと努力する
・母親に認められたい一心で、自分の価値観ではなく、母親の価値観で生きようとする
・幸せな選択ではなく、自分が幸せな方向に進もうとすると、自分で壊す
・第1希望の男性には恋せず、
第10希望くらいの男性を好きになろうと努力する
・お母さんを愛さなかったお父さんが憎い
・母親の言動により男性不信になる仕組み
ざっとこういう内容が書かれている。
処方された2004年12月24日金曜日。
イヴにも関わらず、当時恋愛に冷めきっていた私は、平気で家にいた。
イヴの日に、診察行ったことも
今となっては笑い話w。
好きな人は特にいないが、
強引にすきすきされたら、
【こんなに言うなら
大切にしてくれるんだろう】と
、私は好きでもないけど、付き合ったりしていた。
とっても素敵な男性に告白されても、【どうせ私のことわからないくせに】と、逃げた。
本心は素敵過ぎて、【どうせ本当の私を知ったら、嫌われる】のが怖くて付き合えなかった。
嫌われてもあまり支障がないように、あまり好きじゃないような人と付き合った。
別れても傷付かないし、いざとなれば、私の方からフレばいい。
好きでもない男性にフラれるなんて、私のプライドがゆるさない、
フラれそうな気配がしたら、私の方が先回りしてふった。
そんな最悪な女性だった。
でも、好きでもないのに、付き合ったからには、嫌われたくないので、猫を被った。
でも、本心は相手の男性を好きじゃないので、だんだん面倒くさくなっていった。
【また彼氏変わったの?】とよく言われている時期だった。
イヴの日は、誰ともすごさず、あの頃の私は、イベント事を鼻で笑うような冷めた人間だった。
タイタニックを観ても涙の一つも溢れない。
逆になんであんなに流行ってんの?
くらい、小馬鹿にしていた。
だから、毎年イヴの日やクリスマスは、仕事をして過ごしていた。
そんなこんなの私の冷めきっていた人生。2004年のイヴの日は、【処方された本を睡魔にまけ、読めずに寝てしまう。】
そんなつまらない、イヴの夜を寝て過ごし、クリスマス当日、本と私のバトル2日目の朝を迎えた。
うーたーさん体験記続きはこちら↓
【ちょっと不思議な鍼灸院】その⑤
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