【ちょっと不思議な鍼灸院】その⑥〜吐きながらの読書〜
本を読み進めると、眠気が襲ってくるため、立ったまま読むことにした。
そしたら、頭痛が襲ってきた。
【絶対今日でよんでやる!】と気合を入れながら読み進めると、
今度は吐き気に襲われた。
ここまでくると、私は【これはどうやら、身体が拒否してるぞ】と気づき始めた。
【変わりたいと思って読み進めているのに、身体が拒否している】ことにもだんだんムカついてきた。
自分自身にムカついてきた。
【変わりたい変わりたいは口だけか⁉️】と、一旦読み進めるのを吐き気で止めてしまう自分の身体に対し、自分で罵った。
一体何がしたいのかわからない私の【潜在意識】にムカついた。
絶対絶対意地でも今日で一気に読んでやる!!!
と、読み進めていくと、本当に吐いてしまった。
それでも読み進めた。
今思えば、異常な光景だけど、私は追い込まれていた。
【もう自分を責める人生は終わりにしたい】
【これ以上頑張るのは無理だ】
と、どこかで自殺願望もありつつ、次の日には、何もなかったかのように笑顔を作って出勤する自分自身とさよならしたかった。
あまりにも、気持ち悪かったので、お姉ちゃんに電話した。
【明美ねーねー、あの本なんね?超気持ち悪くて、頭痛くて吐いたんだけど】と泣きながら電話した。
姉も驚いていたけど、
【うん、うん、あの本キツイよね、】と話を聞いてくれた。
でも、読んでみる!
と、電話を切り、また気合いを入れ直し、
私が編み出した技‼️
【ヤンキー座りで読む‼️🔥】
寝たら転んで眼が覚めるし、気合い十分。
ヤンキー座りで、
泣きながら、涙で文字がぼやけながら、向き合いたくない真実と向き合った。
・母親よりも幸せになってもいい
私にとって、何だか母への裏切り行為のような気がした、
・私は私の価値観で生きていいんだ
・頑張らなくてもいいんだ
・私が選ぶ1番素敵な人と結ばれていいんだ
と、当たり前のような、真実を初めて私の思考回路に受け入れた。
読み終える頃には私はヘトヘトだった。
今まで私とお付き合いしてくれた男性達にかなり申し訳ないという気持ちも初めて湧いた。
(こんな私とお付き合いしてくれてありがとうございました)
読み終えた頃、私は昨日までの私とは、全く別人になっていた。
でも、特に【じゃあこれからは、どうしよう】は、なかった。
これからどうしよう、はなかったけれど、なんだか、未来がぱ〜っと開いた気がした。
私が生きてきた25年間全て否定された気がしたけれど
そのおかげで目が覚めた。
私が吐きながら、泣きながら読んだ本は、今では私の誇りになる闘いをもたらす、【運命を左右する本】になった。
私を守ろうとする、もう1人の自分が【潜在意識】なんだというのもわかった。
今まで守ってくれた【潜在意識】に感謝しつつ、
【もう私は大丈夫】と、闘いに勝った自分を自分で褒めた。
今まで自分を責め続けていた私が、
初めて私を褒めた。
だから、これから未来、なにが
起ころうと、【なんだか大丈夫な気がする】と、清々しくなれた。
こうして、本と私のバトル2日間は終了。
私の勝利で幕を閉じました。
ヤンキー座りでの読書。
後にも先にもそれが最後でした^ ^
その⑦で、【ちょっと不思議な鍼灸院】のお話は終了です^ ^
なが〜い文章、そして、私の10年前の苦しみながら生きていた頃の話を読んで頂き感謝です。
今思えば、私の過去世をみてるみたいです。^ ^
それくらい、ガラリと人生観がかわりました✨
うーたーさん体験記続きはこちら↓
【ちょっと不思議な鍼灸院】その⑦
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